ガス事業生産動態統計の概況(令和4年10月分の概況)
令和4年10月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,695億51百万メガジュールで、前年同月比1.0%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,488億59百万メガジュールで、前年同月比2.6%の減少、天然ガスは139億19百万メガジュール、同1.0%の増加、石油系ガスは67億67百万メガジュール、同45.6%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,211億88百万メガジュールで、前年同月比0.8%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は202億85百万メガジュールで、前年同月比1.3%の減少、商業用は114億53百万メガジュールで、同7.9%の増加、工業用は802億80百万メガジュールで、同0.2%の増加、その他用は91億69百万メガジュールで、同2.3%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用16.7%(前年同月に比べ0.4%ポイントの減少)、商業用9.5%(同0.7%ポイントの増加)、工業用66.2%(同0.4%ポイントの減少)、その他用7.6%(同0.1%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は432億91百万メガジュールで、前年同月比0.9%の減少であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,542千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,825千件、前年同月比0.8%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は1,963千トンで前年同月比4.4%の増加、国内購入量は260千トンで、同23.4%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は45千トンで、同22.1%の減少であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,863千トンで、前年同月比3.2%の減少、天然ガスは115,932千立方メートルで、同1.7%の増加、液化石油ガスは122千トンで、同49.9%の増加であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは239千トンで、前年同月比10.1%の増加、液化石油ガスは6千トンで、同16.6%の減少であった。
最終更新日:2022年12月27日