ガス事業生産動態統計の概況(令和4年9月分の概況)
令和4年9月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,706億33百万メガジュールで、前年同月比4.9%の増加であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,504億9百万メガジュールで、前年同月比3.5%の増加、天然ガスは134億61百万メガジュール、同3.6%の増加、石油系ガスは67億59百万メガジュール、同55.6%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,261億52百万メガジュールで、前年同月比5.5%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は153億15百万メガジュールで、前年同月比11.6%の減少、商業用は137億90百万メガジュールで、同12.9%の増加、工業用は847億76百万メガジュールで、同7.1%の増加、その他用は122億70百万メガジュールで、同12.9%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用12.1%(前年同月に比べ2.4%ポイントの減少)、商業用10.9%(同0.7%ポイントの増加)、工業用67.3%(同1.1%ポイントの増加)、その他用9.7%(同0.6%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は421億28百万メガジュールで、前年同月比5.1%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,527千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,801千件、前年同月比0.7%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,251千トンで前年同月比1.9%の減少、国内購入量は134千トンで、同46.3%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は50千トンで、同5.8%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,856千トンで、前年同月比2.9%の増加、天然ガスは110,619千立方メートルで、同1.3%の減少、液化石油ガスは124千トンで、同63.9%の増加であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは498千トンで、前年同月比139.9%の増加、液化石油ガスは8千トンで、同3.5%の増加であった。
最終更新日:2022年11月29日