ガス事業生産動態統計の概況(令和4年8月分の概況)

令和4年8月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,739億44百万メガジュールで、前年同月比1.9%の増加であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,536億96百万メガジュールで、前年同月比0.6%の増加、天然ガスは134億18百万メガジュール、同0.2%の増加、石油系ガスは68億25百万メガジュール、同51.3%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,313億44百万メガジュールで、前年同月比1.7%の増加であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は154億11百万メガジュールで、前年同月比10.8%の減少、商業用は157億30百万メガジュールで、同4.9%の増加、工業用は861億76百万メガジュールで、同3.2%の増加、その他用は140億28百万メガジュールで、同5.1%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用11.7%(前年同月に比べ1.7%ポイントの減少)、商業用12.0%(同0.4%ポイントの増加)、工業用65.6%(同0.9%ポイントの増加)、その他用10.7%(同0.4%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は421億38百万メガジュールで、前年同月比6.2%の増加であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,507千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,811千件、前年同月比0.8%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,077千トンで前年同月比19.2%の減少、国内購入量は257千トンで、同78.4%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は61千トンで、同38.7%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,893千トンで、前年同月比1.9%の減少、天然ガスは108,545千立方メートルで、同1.5%の増加、液化石油ガスは121千トンで、同62.2%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは416千トンで、前年同月比1.8%の減少、液化石油ガスは5千トンで、同38.7%の減少であった。

最終更新日:2022年10月28日