ガス事業生産動態統計の概況(令和4年7月分の概況)

令和4年7月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,853億97百万メガジュールで、前年同月比4.5%の増加であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,642億56百万メガジュールで、前年同月比3.4%の増加、天然ガスは141億15百万メガジュール、同0.9%の増加、石油系ガスは70億20百万メガジュール、同53.3%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,347億46百万メガジュールで、前年同月比3.3%の増加であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は183億19百万メガジュールで、前年同月比8.7%の減少、商業用は137億3百万メガジュールで、同9.3%の増加、工業用は904億91百万メガジュールで、同4.2%の増加、その他用は122億33百万メガジュールで、同10.7%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用13.6%(前年同月に比べ1.8%ポイントの減少)、商業用10.2%(同0.6%ポイントの増加)、工業用67.1%(同0.6%ポイントの増加)、その他用9.1%(同0.6%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は450億60百万メガジュールで、前年同月比13.3%の増加であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,492千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,806千件、前年同月比0.7%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,309千トンで前年同月比27.8%の増加、国内購入量は193千トンで、同30.7%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は45千トンで、同22.7%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,051千トンで、前年同月比0.9%の増加、天然ガスは111,780千立方メートルで、同1.6%の減少、液化石油ガスは120千トンで、同53.4%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは421千トンで、前年同月比9.1%の増加、液化石油ガスは9千トンで、同51.4%の増加であった。

最終更新日:2022年9月29日