ガス事業生産動態統計の概況(令和4年6月分の概況)
令和4年6月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,699億58百万メガジュールで、前年同月比6.7%の増加であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,501億41百万メガジュールで、前年同月比6.5%の増加、天然ガスは133億98百万メガジュール、同0.9%の減少、石油系ガスは64億15百万メガジュール、同36.1%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,245億14百万メガジュールで、前年同月比4.1%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は240億6百万メガジュールで、前年同月比0.6%の減少、商業用は111億65百万メガジュールで、同16.7%の増加、工業用は812億72百万メガジュールで、同3.9%の増加、その他用は80億71百万メガジュールで、同5.6%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用19.3%(前年同月に比べ0.9%ポイントの減少)、商業用9.0%(同1.0%ポイントの増加)、工業用65.2%(同0.2%ポイントの減少)、その他用6.5%(同0.1%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は418億93百万メガジュールで、前年同月比15.8%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,478千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,801千件、前年同月比0.7%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,150千トンで前年同月比2.1%の減少、国内購入量は205千トンで、同0.1%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は47千トンで、同26.0%の減少であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,868千トンで、前年同月比3.5%の増加、天然ガスは107,654千立方メートルで、同10.9%の減少、液化石油ガスは111千トンで、同35.1%の増加であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは357千トンで、前年同月比13.7%の減少、液化石油ガスは8千トンで、同51.0%の増加であった。
最終更新日:2022年8月30日