ガス事業生産動態統計の概況(令和4年5月分の概況)

令和4年5月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,625億36百万メガジュールで、前年同月比2.7%の増加であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,431億80百万メガジュールで、前年同月比2.3%の増加、天然ガスは136億27百万メガジュール、同2.1%の増加、石油系ガスは57億25百万メガジュール、同15.6%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,258億4百万メガジュールで、前年同月比1.4%の増加であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は326億51百万メガジュールで、前年同月比5.1%の減少、商業用は109億94百万メガジュールで、同11.6%の増加、工業用は748億84百万メガジュールで、同3.1%の増加、その他用は72億75百万メガジュールで、同1.7%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用26.0%(前年同月に比べ1.7%ポイントの減少)、商業用8.7%(同0.8%ポイントの増加)、工業用59.5%(同0.9%ポイントの増加)、その他用5.8%(同ポイント変わらず)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は401億51百万メガジュールで、前年同月比7.9%の増加であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,465千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,817千件、前年同月比0.6%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,273千トンで前年同月比7.7%の増加、国内購入量は182千トンで、同14.7%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は50千トンで、同9.4%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,787千トンで、前年同月比0.4%の増加、天然ガスは114,751千立方メートルで、同7.0%の減少、液化石油ガスは106千トンで、同20.4%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは265千トンで、前年同月比44.1%の減少、液化石油ガスは7千トンで、同63.2%の減少であった。

最終更新日:2022年7月28日