ガス事業生産動態統計の概況(令和4年4月分の概況)

令和4年4月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,803億1百万メガジュールで、前年同月比3.2%の増加であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,597億95百万メガジュールで、前年同月比3.8%の増加、天然ガスは141億42百万メガジュール、同5.3%の減少、石油系ガスは63億58百万メガジュール、同10.7%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,411億13百万メガジュールで、前年同月比4.2%の増加であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は413億71百万メガジュールで、前年同月比3.0%の増加、商業用は119億19百万メガジュールで、同5.1%の増加、工業用は785億31百万メガジュールで、同4.6%の増加、その他用は92億92百万メガジュールで、同4.7%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用29.3%(前年同月に比べ0.4%ポイントの減少)、商業用8.4%(同ポイント変わらず)、工業用55.7%(同0.4%ポイントの増加)、その他用6.6%(同ポイント変わらず)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は458億73百万メガジュールで、前年同月比6.9%の増加であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,457千個、前年同月比0.7%の増加であった。
 調定数は27,842千件、前年同月比0.6%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,485千トンで前年同月比6.7%の増加、国内購入量は208千トンで、同10.5%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は73千トンで、同18.1%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,033千トンで、前年同月比3.3%の増加、天然ガスは106,172千立方メートルで、同20.8%の減少、液化石油ガスは117千トンで、同14.6%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは329千トンで、前年同月比14.3%の減少、液化石油ガスは8千トンで、同40.1%の増加であった。

最終更新日:2022年6月29日