ガス事業生産動態統計の概況(令和4年3月分の概況)

令和4年3月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、2,234億10百万メガジュールで、前年同月比8.6%の増加であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,980億20百万メガジュールで、前年同月比9.5%の増加、天然ガスは176億89百万メガジュール、同1.1%の減少、石油系ガスは76億90百万メガジュール、同9.8%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,726億10百万メガジュールで、前年同月比6.4%の増加であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は535億24百万メガジュールで、前年同月比4.7%の増加、商業用は146億55百万メガジュールで、同6.4%の増加、工業用は909億4百万メガジュールで、同7.2%の増加、その他用は135億27百万メガジュールで、同8.1%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用31.0%(前年同月に比べ0.5%ポイントの減少)、商業用8.5%(同ポイント変わらず)、工業用52.7%(同0.4%ポイントの増加)、その他用7.8%(同0.1%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は579億15百万メガジュールで、前年同月比16.2%の増加であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,445千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,734千件、前年同月比0.6%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,732千トンで前年同月比10.3%の増加、国内購入量は247千トンで、同0.04%の増加であった。また、液化石油ガスの受入量は180千トンで、同3.0%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,549千トンで、前年同月比8.8%の増加、天然ガスは135,734千立方メートルで、同5.4%の減少、液化石油ガスは144千トンで、同16.3%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは404千トンで、前年同月比15.2%の減少、液化石油ガスは7千トンで、同5.6%の減少であった。

最終更新日:2022年5月30日