ガス事業生産動態統計の概況(令和4年2月分の概況)
令和4年2月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、2,425億75百万メガジュールで、前年同月比11.6%の増加であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは2,148億7百万メガジュールで、前年同月比12.7%の増加、天然ガスは189億72百万メガジュール、同0.8%の減少、石油系ガスは87億89百万メガジュール、同13.1%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,791億62百万メガジュールで、前年同月比6.8%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は542億37百万メガジュールで、前年同月比3.4%の増加、商業用は161億82百万メガジュールで、同10.6%の増加、工業用は933億3百万メガジュールで、同7.9%の増加、その他用は154億41百万メガジュールで、同8.7%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用30.3%(前年同月に比べ1.0%ポイントの減少)、商業用9.0%(同0.3%ポイントの増加)、工業用52.1%(同0.6%ポイントの増加)、その他用8.6%(同0.1%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は614億57百万メガジュールで、前年同月比19.7%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,408千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,694千件、前年同月比0.5%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,622千トンで前年同月比11.7%の減少、国内購入量は377千トンで、同5.6%の増加であった。また、液化石油ガスの受入量は170千トンで、同39.3%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,828千トンで、前年同月比10.7%の増加、天然ガスは142,384千立方メートルで、同1.7%の減少、液化石油ガスは161千トンで、同12.4%の増加であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは465千トンで、前年同月比7.8%の減少、液化石油ガスは11千トンで、同19.7%の増加であった。
最終更新日:2022年4月27日