ガス事業生産動態統計の概況(令和4年1月分の概況)
令和4年1月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、2,633億80百万メガジュールで、前年同月比4.8%の増加であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは2,326億メガジュールで、前年同月比3.4%の増加、天然ガスは209億80百万メガジュール、同12.7%の増加、石油系ガスは97億90百万メガジュール、同27.1%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,942億5百万メガジュールで、前年同月比1.2%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は617億26百万メガジュールで、前年同月比1.9%の減少、商業用は186億72百万メガジュールで、同4.6%の増加、工業用は979億75百万メガジュールで、同2.3%の増加、その他用は158億32百万メガジュールで、同2.5%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用31.8%(前年同月に比べ1.0%ポイントの減少)、商業用9.6%(同0.3%ポイントの増加)、工業用50.4%(同0.5%ポイントの増加)、その他用8.2%(同0.2%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は671億28百万メガジュールで、前年同月比12.4%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,380千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,689千件、前年同月比0.5%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,737千トンで前年同月比7.6%の減少、 国内購入量は315千トンで、 同17.1%の減少であった。 また、液化石油ガスの受入量は181千トンで、同6.0%の減少であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは3,021千トンで、前年同月比0.7%の減少、天然ガスは169,553千立方メートルで、同10.2%の増加、液化石油ガスは178千トンで、同25.6%の増加であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは490千トンで、前年同月比8.6%の減少、液化石油ガスは13千トンで、同64.1%の増加であった。
最終更新日:2022年3月30日