ガス事業生産動態統計調査
ガス事業生産動態統計の概況(令和2年2月分の概況)
令和2年2月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、2,188億59百万メガジュールで、前年同月比0.3%の増加であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,945億49百万メガジュールで、前年同月比0.1%の増加、天然ガスは175億1百万メガジュール、同2.8%の減少、石油系ガスは68億1百万メガジュール、同14.4%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,641億93百万メガジュールで、前年同月比4.4%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は491億86百万メガジュールで、前年同月比4.3%の減少、商業用は158億51百万メガジュールで、同4.6%の減少、工業用は860億74百万メガジュールで、同4.4%の減少、その他用は130億82百万メガジュールで、同4.2%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用30.0%(前年同月に比べ0.1%ポイントの増加)、商業用9.7%(同ポイント変わらず)、工業用52.3%(同0.1%ポイントの減少)、その他用8.0%(同ポイント変わらず)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は522億12百万メガジュールで、前年同月比9.2%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は30,955千個、前年同月比0.8%の増加であった。
調定数は27,384千件、前年同月比1.0%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,663千トンで前年同月比1.8%の減少、国内購入量は252千トンで、同1.9%の増加であった。また、液化石油ガスの受入量は136千トンで、同15.0%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,617千トンで、前年同月比3.3%の減少、液化石油ガスは120千トンで、同13.4%の増加、天然ガスは158,099千立方メートルで、同6.5%の減少であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは396千トンで、前年同月比37.8%の増加、液化石油ガスは10千トンで、同10.8%の減少であった。