ガス事業生産動態統計調査
ガス事業生産動態統計の概況(令和元年8月分の概況)
令和元年8月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,765億38百万メガジュールで、前年同月比3.5%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,585億5百万メガジュールで、前年同月比3.0%の減少、天然ガスは131億97百万メガジュール、同9.9%の減少、石油系ガスは48億27百万メガジュール、同3.3%の減少であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,326億72百万メガジュールで、前年同月比5.5%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は167億18百万メガジュールで、前年同月比18.5%の増加、商業用は172億24百万メガジュールで、同5.0%の減少、工業用は856億53百万メガジュールで、同6.4%の減少、その他用は130億76百万メガジュールで、同21.4%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用12.6%(前年同月に比べ2.5%ポイントの増加)、商業用13.0%(同0.1%ポイントの増加)、工業用64.5%(同0.6%ポイントの減少)、その他用9.9%(同2.0%ポイントの減少)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は389億22百万メガジュールで、前年同月比6.5%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は30,815千個、前年同月比0.8%の増加であった。
調定数は27,230千件、前年同月比1.0%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,050千トンで前年同月比13.9%の減少、国内購入量は217千トンで、同124.5%の増加であった。また、液化石油ガスの受入量は83千トンで、同27.6%の減少であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,050千トンで、前年同月比5.7%の減少、液化石油ガスは83千トンで、同9.7%の減少、天然ガスは132,747千立方メートルで、同19.3%の減少であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは319千トンで、前年同月比4.4%の増加、液化石油ガスは9千トンで、同26.7%の増加であった。