ガス事業生産動態統計調査
ガス事業生産動態統計の概況(平成31年4月分の概況)
平成31年4月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,812億46百万メガジュールで、前年同月比10.8%の増加であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,611億39百万メガジュールで、前年同月比12.4%の増加、天然ガスは153億4百万メガジュール、同1.8%の増加、石油系ガスは47億96百万メガジュール、同6.6%の減少であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,446億53百万メガジュールで、前年同月比8.9%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は417億86百万メガジュールで、前年同月比8.9%の増加、商業用は136億77百万メガジュールで、同4.6%の増加、工業用は797億10百万メガジュールで、同12.3%の増加、その他用は94億80百万メガジュールで、同8.7%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用28.9%(前年同月に比べポイント変わらず)、商業用9.5%(同0.3%ポイントの減少)、工業用55.0%(同1.5%ポイントの増加)、その他用6.6%(同1.2%ポイントの減少)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は400億90百万メガジュールで、前年同月比14.1%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は30,766千個、前年同月比0.8%の増加であった。
調定数は27,241千件、前年同月比0.9%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,133千トンで前年同月比4.4%の減少、国内購入量は275千トンで、同174.7%の増加であった。また、液化石油ガスの受入量は69千トンで、同34.1%の減少であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,178千トンで、前年同月比12.2%の増加、液化石油ガスは84千トンで、同13.3%の減少、天然ガスは143,584千立方メートルで、同9.5%の減少であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは349千トンで、前年同月比58.8%の増加、液化石油ガスは8千トンで、同3.3%の増加であった。