取組事例の紹介
事例一覧
遊休状態にある発電機を活用したDR
概要
- 業種:
- 製造業
- 対象施設:
- 製造工場
- 対象設備:
- 発電機(遊休)
- 実施内容:
-
- 遊休状態にある発電機を活用してDRを実施。
- 機器管理方法やコスト効率などの観点から、需要家ごとに手動または自動を選択してDRを実施。
- メールでの需要抑制依頼による発電機の手動制御(1時間前通知/10分前通知)
- システム連動による発電機の自動制御(10分前通知)
効果等
- 遊休状態にある資産(発電機)の有効活用が実現できた。
- 遊休状態にある発電機の稼働により、これまで購入していた電力を代替できた。
- DR実施による報酬(基本報酬(kW)および従量報酬(kWh))を得られた。
- 当初、担当者レベルでは、需要抑制のオペレーションに不安感があったものの、回数を重ねるうちにスムーズに対応することができるようになった。
DRを取り入れたエネルギーマネジメント
概要
- 業種:
- 教育、学習支援業
- 対象施設:
- 教育施設
- 対象設備:
- 蓄熱システム、照明、冷房・空調設備、冷水製造システム
- 実施内容:
-
- 見える化システム・中央監視システムによるエネルギー使用状況の集中監視
- 蓄熱システムにより、空調負荷を夜間のオフピーク運用へシフト
- 照明や空調のリアルタイム遠隔制御による需要削減
- 冷房設備、冷水製造システムの電流制御、還気サイクルの期間設定
効果等
- 需要削減による省エネ効果として、2年間で約2千万kWhの消費電力量(通常消費する電力の約2ヶ月分、1万世帯の電力供給に相当)を削減することができた。
- 施設全体のエネルギー使用状況が中央監視システムにより見える化された。
- ピークシフトにより、より低価格となるオフピーク時間帯の電気料金の適用を受けることができただけでなく、ピークカットにより、契約電力の引き下げが可能になった。
- DR実施による報酬(基本報酬(kW)および従量報酬(kWh))を得られた。
DRの完全自動化による省エネと省力化の両立
概要
- 業種:
- 小売販売業
- 対象施設:
- スーパーマーケット
- 対象設備:
- 蓄電池、空調設備
- 実施内容:
-
- 完全自動によるDRを実施(実績報告も自動実施)
- 電力需要の少ない夜間に蓄電池を稼働し充電、電力需要の多い日中に放電することで負荷平準化(1時間前通知/10分前通知)
- 電力需要ピーク時の空調負荷をリアルタイム制御し需要削減(1時間前通知/10分前通知)
効果等
- 需要削減による省エネ効果が得られた。
- すべて自動DRで対応したため、DR導入当初懸念していた業務負荷を増加させずにDRを実施することができた。
- DR実施による報酬(基本報酬(kW)および従量報酬(kWh))を得られた。
最終更新日:2023年8月16日