令和2年度の揮発油等の品質の確保等に関する法律に基づく立入検査の実施状況等をとりまとめました

令和3年10月1日
資源・燃料部
石油流通課

資源エネルギー庁では揮発油等の品質の確保等に関する法律(以下「品確法」という。)に基づき試買検査を行っています。令和2年度は品確法が定める規格に適合しない揮発油等の事例(以下「不適合事例」といいます。)が269件ありました。
不適合事例については、資源エネルギー庁及び各地方経済産業局が揮発油等を販売 する給油所に対して立入検査等を実施し、適正な品質の揮発油等の販売に関する指導を行っており、令和2年度は86件の立入検査を行いました。
なお、揮発油販売業者における一層の品質管理の徹底のため、参考として、以下の不適合事例等を紹介します。

(事例1)灯油へのガソリンの混入

発生の原因

  • 運送会社作業員の荷卸し時の作業ミス及び給油所従業員立ち会いの不備

発生後の主な対応

  • 軽油の販売停止、地元消防への通報
  • 店頭告知、購入顧客への電話連絡li>
  • タンククリーニング、油入れ替え、発生原因の分析、再発防止策の策定(立会いの徹底とマニュアル及びチェックシートの策定、在庫管理の徹底、流通経路の一本化等)

(事例2)軽油へのガソリンの混入

発生の原因

  • ガソリンのドラム缶を運搬中に急用ができ、これを軽油ドラム缶置き場に仮置きし、その後業務多忙となり仮置きを失念。軽油を補充するため軽油ドラム缶置き場にあった仮置きされたままのガソリンドラム缶を運搬し軽油ポータブル計量器に補充

発生後の主な対応

  • 軽油の販売停止
  • 販売先の調査及び当該軽油の回収
  • 発生原因の分析、再発防止策の策定(油種ごとにドラム缶の色を変更)

(事例3)河川への灯油流出

発生の原因

  • 給油所の外壁に設置されたホームタンクから屋内への小径配管にツタが絡まり、その上に雪が積もり雪の重みで配管が損傷し川に流出

発生後の主な対応

  • 自治体、地元消防等への協力
  • 流出油の回収、漏えい箇所の特定と防止措置
  • 原因究明と再発防止策の策定(二重配管、鋼材による防護措置、敷地と河川側を鋼矢板で分離、在庫量の徹底管理等)

お問合せ先

資源・燃料部 石油流通課長 永井
担当者:牧野、山下
電話:03-3501-1511(内線 4661)、03-3501-1320(直通)
FAX:03-3501-1837

最終更新日:2021年10月1日