かがやけ!みんなのエネルギー

ワークシート8 原子力ってなあに?

原子力ってなあに?

ストーリー3 日本とエネルギー

学習のねらい
  • 原子および核分裂の仕組みから原子力の特徴を理解する。
指導上のポイント
  • 原子力はごく小さい原子から大きなエネルギーを取り出すことができる。
  • 化石燃料のように燃焼させないので二酸化炭素を出さない。
  • 放射性物質が生じるので厳しい安全管理が必要である。

ワークの解答

①-×、②-○、③-○、④-×、⑤-○

※次の「原子の構造と核分裂」および「核燃料サイクル」、22、26~29、35ページ参照。

原子の構造と核分裂

原子の構造

原子は物質を構成する基本的要素ですべての物質はこの原子がたくさん集まってできている。原子は陽子と中性子から成る原子核とその周囲を回っている電子から構成されている。原子からエネルギーを発生させるしくみには原子核が分裂する「核分裂」と、複数の原子核が融合し、ひとつの原子核になる「核融合」がある。現在のところ発電分野で実用化されているのは「核分裂」である。

核燃料サイクル

原子力発電に使用するウランは有限な資源だが、再利用が可能な燃料でもある。原子炉から取り出した使用済みウラン燃料の中には、再び燃料として使える燃え残りのウランとプルトニウムが含まれており、これを取り出して再利用することで、ウラン資源をより一層有効に利用することができる。

ウランの採掘から燃料への加工、発電、再処理、そして廃棄物の処理・処分までの一連の流れを「核燃料サイクル」という。日本ではウラン資源のより有効な活用を図るため、使用済み燃料の再処理を行い、リサイクルすることを基本とし、核燃料サイクルの確立に向け取り組んでいる。

核燃料サイクル図(現在計画が進められている軽水炉サイクル(プルサーマル))