かがやけ!みんなのエネルギー

ワークシート7 発電所はどんなところにあるのかな?

発電所はどんなところにあるのかな?

ストーリー2 わたしたちのくらしと電気

学習のねらい
  • 日本各地に分布している発電所が私たちの電力消費を支えていることを理解する。
  • 私たちが使っている電気はどこから来ているのかを考える。
指導上のポイント
  • 発電方式によって適した立地特性が異なる。
  • 火力発電所は都市部や工業の盛んな地域の沿岸部に多い。
  • 原子力発電所も沿岸部にある。
  • 水力発電所はその発電特性から山沿いに多い。

ワークの解答例

●火力発電所
  • 海や川のそばにある。
  • 大きな都市の近くにある。
  • 工業地帯の近くにある。
■原子力発電所
  • 海のそばにある。
▲水力発電所
  • 大きな川のある山間部にある。

火力発電所

石油、石炭、天然ガスなどの燃料を輸入に依存しているため、タンカーから燃料を受け入れる港と保管用の広い土地が必要である。また蒸気の冷却に大量の水を使うため、復水装置に海水を用いる。これらの理由から火力発電所は海の近くに建設される。なかでも三大都市圏や瀬戸内海沿岸に多く見られる。

原子力発電所

火力発電同様、燃料を受け入れる港、蒸気冷却用の大量の水が必要とされるため、日本では海の近くに建設されている。また、広い敷地が確保できることや地震対策として近くに活断層のない堅固な岩盤を有した立地が条件となる。現在、国内の原子力発電所は全基停止中であるが、運転再開には東京電力福島第一原子力発電所の事故の教訓や世界の最新知見を踏まえ、原子力規制委員会が策定した「新規制基準」に適合しなければならない。

※新規性基準には2015年2月現在、九州電力川内原子力発電所(1、2号機)及び関西電力高浜発電所(3、4号機)が適合した。

水力発電所

水力発電所は、高い場所から水の落ちる力(位置エネルギー)を利用するため、河川の近くや貯水ダムを作ることのできる山間部に建設されている。

本州では只見川・信濃川の水系と中央高地の黒部川・天竜川・九頭竜川などの水系にやや集中した形で分布している。大規模な開発可能地点はすでに開発済みとなっているため、今後の開発予定地は中小規模地点がほとんどである。

※各電力会社は供給エリアを越えたところに発電設備を所有している場合もある。例えば、東京電力は新潟や福島などでも発電所を運転している。

その他発電方式の発電所