かがやけ!みんなのエネルギー

はじめに 1, 夜の地球を見てみよう!

学習のねらい
  • 宇宙から地球を見渡し、ほかの地域とくらべ私たちが生きている“今の日本”の全体像を児童なりにイメージする。
  • その中で、私たちが抱えているエネルギーを取り巻く諸問題にも目を向け、これから学ぶ内容への興味を持つ。
指導上のポイント
  • 宇宙から見ると、都市部や幹線道路、鉄道沿いは明るく光っている。
  • 経済先進国、発展途上国の人々のくらしはどのように異なるのか。
  • 暖かい国、寒い国の人々のくらしはどのように異なるのか。
関連する単元
  • 6年社会科世界の中の日本

夜の地球の衛星写真から見えてくるもの

この宇宙から見た夜の地球の写真は、アメリカの軍事用気象衛星・DMSP(DefenseMeteorological Satellite Program)衛星が撮影した画像を東海大学情報技術センターが画像処理したものである。数百枚の画像を繋ぎ合わせることで、地球全体が一枚の夜の光景になっている。

夜間にもかかわらず明かりが灯っているのは、そこに人口が集中している地域である。また、照明がどのくらい使われているのかということで、経済活動の活発さも示している。光は都市部を中心に幹線道路、あるいは鉄道に沿って続いており、そこに町があることがわかる。

ヨーロッパ沿岸、アメリカ東部、日本などの工業地域や居住地域が明るく、南アメリカ、アフリカ、アジア、オーストラリアの中心部は光が少なく暗い様子が分かる。東アジアでは、日本と韓国、中国都市部が比較的明るく見える。日本海に光って見えるのは、イカ釣り漁船の集魚灯である。

世界の電力消費

電力がもつ利便性から、各国の発電電力量は増加傾向にある。その伸び率は日米欧が低く推移しているのに対し、中国・韓国・インドは高くなっている。

一方で、世界の無電化地域の人口は約13億人、無電化率は全世界人口の約20% (5人に1人)といわれている。とりわけサハラ以南のアフリカは68%の人々が電気のないくらしを送っている。

発展途上国の電力化率と電気のないくらしを送っている人の数(2011年)