かがやけ!みんなのエネルギー

ストーリー5 4, 省エネしよう!

学習のねらい
  • 家庭生活で使われるエネルギーの利用方法について、衣・食・住生活の実践を通して考える。
  • 電気などのエネルギーを上手にむだなく使う心掛けを持つ。
  • 友達や家族の人たちと協力して、学校や家庭でエネルギー・環境問題の解決に向けた取り組みについて、自分たちができることを考え、実行にうつす。
指導上のポイント
  • エネルギー使用の積み重ねが地球環境問題につながっている。
  • 商品を購入する際は、環境にやさしい製品を選ぼう。
  • いろいろな事例を参考にしながら、継続的に無理なく取り組むことができる自分たちの方法を考えさせ、取り組んだ結果について、良かった点や課題などについて話し合い、次の取り組みにつなげさせる。
関連する単元
  • 4年社会科住みよいくらしをつくる
  • 5年社会科私たちの生活と環境
  • 5年家庭科家庭生活における省エネの工夫
  • 6年  理科 私たちのくらしと環境
  • 6年家庭科自然を利用した快適なくらしの工夫
関連ワークシート
  • ⑬ 簡易型電力表示器を使って節電の方法を考えよう

省エネ法

「省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)」は工場や輸送、建築物、機械器具などについてエネルギー使用の合理化を総合的に進めるための法律である(1979年施行、2014年改正)。

電力需要の平準化※の推進

電気の需要の平準化に務める必要がある時間帯を全国一律で夏期(7~9月)・冬期(12~3月)の8~22時に設定し、電力需要のピークを抑え、また、自家発電設備や蓄電池及び蓄熱システムの活用などを進めるための施策である。

※電気の需要の平準化は、電気の需要量の季節又は時間帯による変動を縮小させること。

トップランナー基準

特定の機器について省エネルギーの目標値を設定し、エネルギー消費効率の表示を義務付けている。この目標値はトップランナー方式とよばれる基準により設定される。現在商品化されている製品のうち、エネルギー消費効率が最も優れている機器(トップランナー)の性能基準を目標とし、一定の期間の後はこれを上回る省エネルギー製品を製造しなければならない。特定機器に指定されている製品には、エアコン、電気冷蔵庫などの家電製品からコンピューター、自動車、建築建材など幅広く指定されている。

省エネラベリング制度

消費者にとって商品選択の際の指標となるのが「省エネラベリング制度」である。この制度は、対象となる各製品が、国の省エネ基準をどのくらい達成しているかをわかりやすくラベルに表示している。また、「統一省エネラベル制度」では、省エネ性能の高い順に、★のマークで5つ星から1つ星を示す制度や、目安となる年間エネルギー使用量や使用料金なども表示されている。表示対象機器は、エアコン、電気冷蔵庫、テレビである。

省エネラベリング制度

地産地消とフード・マイレージ

地産地消とは、地元で生産されたものを地元で消費することである。食の地産地消については食料自給率の向上への効果とともに、食品の輸入・輸送に関して「フード・マイレージ」の減少による二酸化炭素排出削減など環境負荷の低減への効果が考えられる。

「フード・マイレージ」とは、食料の生産地から食卓までの距離に着目し、なるべく近くで取れた食料を食べた方が輸送に伴う環境負荷が低減されるという、イギリスの消費者運動家(ティム・ラング氏)が1994年に提唱した考え方である。

地元食材と市場流通に委ねて食材を使用した場合のフード・マイレージとCO2排出量