かがやけ!みんなのエネルギー

ストーリー2 4, 自然災害と電気

学習のねらい
  • わたしたちのくらしは電気、ガス、水道などのインフラによって成り立っていることに気づく。
  • 電気の利便性に気づくとともに、電気は多くの人の労力により供給されていることを考える。
  • 災害時にインフラ復旧に携わった人々の働きについて知る。
指導上のポイント
  • 東日本大震災の際は、地域のみならず日本全国から集まった作業員がインフラ復旧に携わった。
  • 東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業は30~40年かけておこなわれる。
関連する単元
  • 4年社会科くらしの安全を守る
  • 4年社会科住みよいくらしをつくる(電気やガスの確保)
  • 6年  理科 大地の変化

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、マグニチュード9.0という日本周辺における観測史上最大の規模だった。また、それに伴って大津波が発生し甚大な被害を東北三県を中心にもたらした。

この地震は大津波以外にも震災の揺れや液状化現象、地盤沈下などによって、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に甚大な被害が発生し、ライフラインが寸断された。

ライフラインの被害状況 被災三県における各インフラの供給不能戸数の推移(推計含む)

東京電力福島第一原子力発電所の事故

東京電力福島第一原子力発電所は、地震と津波によって、冷却に必要な電源と装置の機能が失われたことから原子炉内の水位が低下し、燃料が露出した。1、3号機では燃料を覆う金属が高温になり水蒸気と反応したため水素が異常に発生し水素爆発が起こった。また、定期検査中の4号機の原子炉には燃料は装荷されていなかったが、3号機から流入した水素により爆発が起こった。これにより原子炉建屋などが破損し、放射性物質が大気中に放出された。

この事故は国際原子力事象評価尺度でレベル7と位置づけられている。

東京電力福島第一原子力発電所1 ~ 4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(2013年6月改訂)