令和5年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業(標準的省エネルギー船舶開発調査))」に係る補助事業者の公募の結果について

2023年11月6日
経済産業省資源エネルギー庁
省エネルギー・新エネルギー部
省エネルギー課

国土交通省海事局
海洋・環境政策課

令和5年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業(標準的省エネルギー船舶開発調査))」に係る補助対象事業について、令和5年6月23日から7月24日まで公募を行い、応募のあった提案について、第三者で構成される審査委員会における厳正な審査を行った結果、次のとおり新たに2件の事業を採択することになりましたのでお知らせいたします。
 

事業者 東海運株式会社、株式会社三浦造船所、一般財団法人日本造船技術センター(法人番号:4010001035123、1320001009123、4012405002153)
事業名 標準的省エネルギー船舶開発調査事業
(総トン数5,400トン5,000トン積み石炭灰運搬船)
補助金額 57,044,840円(補助率:定額)
事業の特徴 石炭灰運搬船(総トン数5,400トン)を対象に、
・スーパーベクツイン舵※を装備した省エネルギー船型の開発
・日本沿海域の気象・海象情報を高精度に予測可能な最適航路選定支援システムを用いた運航効率の改善
等に取り組むことにより、当該船種における連携型省エネ船の開発に取り組む。
 
※推進プロペラ1基に舵2枚で構成され、船舶が低速で航行しても優れた操縦性能を有する舵
省エネ率 ▲18.6%の省エネ効果を見込む
事業者 川崎重工業株式会社(法人番号:1140001005719)
事業名 船体形状改善及び電気推進化等による199t型3600PSタグボート船型開発
補助金額 60,000,000円(補助率:定額)
事業の特徴 199t型3600PSタグボートを対象に、
・船体抵抗を低減するための船首形状等の改良による省エネルギー船型の開発
・推進需要や船内電力需要に適したエネルギー源を選択し運用する電気推進システムの開発
等に取り組むことにより、タグボートにおける省エネルギー化の推進に取り組む
省エネ率 ▲6.8%の省エネ効果を見込む

公募結果に係るお問合せ先

経済産業省

資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 省エネルギー課
担当:野間、嶋倉
電話:03-3501-9726

事業内容に係るお問合せ先

国土交通省

国土交通省 海事局 海洋・環境政策課
担当:堀内、山村、柳本、齊藤
電話:03-5253-8636

最終更新日:2023年11月6日