日本のエネルギー 2022年度版 「エネルギーの今を知る10の質問」

10.省エネ

徹底した省エネ

Q日本の省エネの取組はどこまで進んでいますか?

A日本はエネルギー消費効率を高める取組を強化し、省エネ量を6,200万kl程度に拡大しました。
またエネルギー消費効率は、過去にない高水準である40%程度改善を目標としました。

エネルギーミックスにおける最終エネルギー需要

エネルギーミックスにおける最終エネルギー需要

出典:
資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」、内閣府「国民経済計算」、日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧」を基に作成

エネルギー消費効率の改善

エネルギー消費効率の改善

1970年、1990年、2012年のエネルギー消費効率を100とする
エネルギー消費効率=最終エネルギー消費/実質GDP

ZEH 住宅・建築物の省エネ性能の向上

業務・家庭部門では、2030年度以降に新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能の確保を目指し、建築物省エネ法による省エネ基準適合義務化と基準引き上げ、建材・機器トップランナーの引き上げなどに取り組みます。

新築注文住宅のZEH化率の推移

新築注文住宅のZEH化率の推移

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

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