世帯によって異なる省エネのポイント 世帯によって異なる省エネのポイント

家庭の省エネを進めるためには、エネルギーを多く使っているところに対策を実施するのが効果的です。 しかし、何にエネルギーを多く使うかは、地域や家族構成、住宅の構造、ライフスタイルなどにより変わるため、省エネの重点ポイントもそれぞれ異なります。

地域による
エネルギー消費の違い

我が国は地域による気候の変化が大きく、それが家庭のエネルギー消費に大きな影響を与えています。北海道や東北などの寒冷地では、暖房や給湯のために、他地域よりエネルギー消費が多くなっています。一方、照明や家電等は、地域間の違いは小さくなっています。

地域別年間エネルギー消費 地域別年間エネルギー消費

世帯人数による
エネルギー消費の違い

世帯人数が多くなるとエネルギー消費も多くなります。ただし少人数世帯でも冷蔵庫やテレビ、エアコンなど、エネルギーを消費する機器を一通り使用している場合が多いことから、例えば単身世帯のエネルギー消費の平均は、4人世帯の平均の1/4より多くなります。このことが人口が横ばいでも世帯数が増えるとエネルギー消費が増加することにつながります。

世帯別人数別年間エネルギー消費(戸建) 世帯別人数別年間エネルギー消費(戸建)

住宅の種類別エネルギー消費

一般的に戸建住宅では、集合住宅と比較してエネルギー消費量が多くなります。特に差が顕著に現われているのが暖房で、周囲が他住居で囲まれていることの多い集合住宅に対して、戸建住宅は冬に室内の熱が外に逃げやすいことが原因となっています。そのため、特に戸建住宅において、住宅の断熱性能が省エネを進めるうえでの重点ポイントであることがわかります。

住宅構造別年間エネルギー消費 住宅構造別年間エネルギー消費

家庭により異なる
省エネのポイント

家庭のエネルギー消費の実態は、気候区分や世帯人数、住宅構造などの影響を受け、それぞれの家庭で大きく異なります。それらに加えて、世帯中に高齢者や乳幼児が含まれるかどうか、在宅時間や勤務形態、余暇の過ごし方などのライフスタイルも大きな影響があると考えられます。
エネルギー消費の構造が様々であることにより、グラフに示すように、それぞれの家庭において省エネの重点ポイントも異なります。効果的に省エネを進めるには、自世帯が何に多くエネルギーを消費しているかと知ることが大切です。

家庭の用途別エネルギー消費の例と省エネのポイント 家庭の用途別エネルギー消費の例と省エネのポイント