ヒント1 ヒント1

家族全員が快適なのに、
ちゃんと省エネ&節電になっているか
ご自宅の照明をチェック!

LED電球(電球形LEDランプ)か?蛍光ランプか?快適省エネ&節電生活を実現するヒントは、滞在時間の短い場所からの見直し。
LED電球の魅力を最大限に生かせる「滞在時間の短い場所」から、少しずつLED電球を導入していきましょう。

現在注目されているLED電球は、「省エネの神様」のようなイメージでとらえられることも多いですが、LED電球は決して万能ではありません。
優れた点もありますが、気をつけなければならない点もあります。
そこで、ここではLED電球を安心・快適に使うための注意点をご紹介します。

1.違和感を無くすための注意点

LED電球は、光の仕組みが白熱電球とも蛍光ランプとも違います。その点を注意せずに家中の照明を一気に取り替えてしまうと、違和感を感じることがあります。
つまり、この違和感を“ガマン”する生活を送ることになるのです。
家族全員が笑顔で過ごすためにも、まずはきちんと違和感が出ない選び方をしましょう。

LED電球は、これまでの電球のように同じW(ワット)数でも
ものによって明るさが違うのをご存知でしたか?

LED電球購入の際にはW(ワット)だけでなく、必ず明るさの数字・lm(ルーメン)の確認が必要です。
・これまで使っていた白熱電球と同じ明るさを求めるのなら、日本電球工業会の定める数字を参考に、購入しましょう。

光の量(全光束)一般照明用電球、電球型蛍光ランプ、電球型LEDランぷの関係 光の量(全光束)一般照明用電球、電球型蛍光ランプ、電球型LEDランぷの関係
全光束で お選びください! 全光束で お選びください!
●同じ区分の行が、ほぼ同じ光の量(全光束)で、ほぼ同じ明るさが得られます。
●この区分で、1段階上下した光源を選択すると、人の明るさ感覚がほぼ1段階増減します。

※1: ほぼワット区分ですが、実際の消費電力(ワット)はこれよりも小さな値になります。
※2: LED電球は、技術の進歩に伴って消費電力が低下することが予測されますので、全光束での表示を推奨しています。

LED電球には光の広がり方が
2タイプあるのをご存知でしたか?

  • LED電球には、下方向のみが明るいタイプ(準全般配光形)、全方向が明るいタイプ(全般配光形)があります。
  • 下方向が明るいタイプを選ぶと、器具の上部が暗く、見た目に暗く違和感を感じることがあります。
    下方向だけをしっかり照らしたいダウンライトなどでは、光の効率が良いのでこちらの方が良いケースもあります。照明によって、どちらを選ぶのかを見極めましょう。
下方向のみが明るいタイプ 全方向が明るいタイプ 下方向のみが明るいタイプ 全方向が明るいタイプ

取り付け位置に注意して
LED電球を選んでいますか?

特にマンションのダウンライトに多いのが、斜めや横向きのソケットタイプ。
ここに下方向が明るいLED電球を選んでしまうと、適度な明るさを得られないことがあります。
専用のLED電球や全方向タイプを選ぶなど、光の出かたに注意して取り付けましょう。

LED電球は形や大きさもさまざま。照明器具に入らないこともあるのをご存知ですか?

LED電球は白熱電球と全く同じ形状というわけではありません。
メーカーによって微妙に形や大きさが異なります。
場合によっては、照明に入らなかったり、ダウンライトから電球の頭が飛び出してしまうこともあります。
どれが良いのか迷うようでしたら、今お使いの電球を持って行ってお店で相談しましょう。

一般的な電球型LEDランプの大きさ 一般電球の大きさ 一般的な電球型LEDランプの大きさ 一般電球の大きさ

LED電球には、大きく分けて3色の光があります。
また、同じ光の色でもメーカーによって微妙に
色が違うのをご存知でしたか?

特に、電球色は、メーカーによって赤みが強いもの、黄色みが強いものなど光の色に大きな差が見られます。
イメージした光と違ってガッカリしないように店頭で光を確認したうえで好みのものを購入しましょう。
どれが良いのか迷うようでしたら、今お使いの電球を持って行ってお店で相談しましょう。

電球色相当 白熱電球のように赤みのある光。温かみのある光です。 昼白色白く自然な光 昼光色青白い光。清々しく爽やかな光です。 電球色相当 白熱電球のように赤みのある光。温かみのある光です。 昼白色白く自然な光 昼光色青白い光。清々しく爽やかな光です。

2.安全に使うための注意点

LED電球は、最新家電のひとつ。それだけに、これまでにない便利な性能が備わっていますが、逆に注意しなければない点もあります。安心・安全に使うために、以下の点を注意しましょう。

LED電球は思ったよりも重さが
あります。
使用する予定の
照明器具は、LED電球の重みに
耐えられるものですか?

LED電球の中には複雑な回路などがギッシリと内蔵されています。
そのため、一般電球やボール電球などよりも重みがありますので、特にシャンデリアなど天井から吊るすタイプ、多数の電球を使うタイプでは、安全のためにも重さを気にする必要があります。

LED電球をダウンライトに
使用する際に、ダウンライトの枠や
反射板をチェック!
S字表示はありませんか?

このマークがある場合、ダウンライトの上部には断熱材が敷き詰められていることになります。
LED電球が光るときには器具から熱が出ます。
断熱材があると、この熱の逃げ場がなくなってしまうので、器具内の温度が上昇してしまいます。
これはLED電球の発光効率の低下や寿命を短くする原因になりがちです。
⇒Sマークがあれば、外箱に「断熱材施工器具対応」と記載されたLED電球を購入しましょう。

調光器具や密閉形器具には、
LED電球の箱に「対応」と
記載されたものを選んでいますか?

・光の明るさを変えられる調光器具のある照明には
⇒外箱に「調光器対応」と記載されたものを選びましょう
・外側から電球が見えない器具、密閉形器具には
⇒外箱に「密閉形器具対応」と記載されたものを選びましょう

基本的に、LED電球は屋外で
使用する器具には使用できません。

ガーデンライトやアプローチライトなどの屋外の照明で一部対応のものもありますが、大抵はLED電球と照明器具が一体になった専用の照明器具が売られています。
屋外は雨や風など環境の変化が厳しい場所です。
密閉性、強度など安全性を考えた専用の照明を使用しましょう。

お使いの照明器具は
10年以上たっていませんか?

照明器具の点検&交換の目安は8年~10年といわれています。
いくら最新のスペックをもったLED電球でも、10年以上経った製品ではその魅力を全て発揮できるわけではありませんし、安全性の点でも疑問です。
古い照明はなるべく照明ごとお取替えをお勧めします。

直管蛍光ランプを直管LEDランプへ交換するときの注意点は?

オフィスで主に活躍の幅が広い、直管形をした細長い蛍光ランプ。
家庭では、キッチン、洗面所、クローゼットの照明、さらに場合によってはお部屋の主照明・シーリングライトとしても活躍しています。
このタイプの直管LEDランプには、構造・機構上(口金形状、長さ、点灯回路の違い等)、さまざまなタイプがあり、単純にランプ交換のみでは不具合が生じる可能性があります。
また、そのランプを取り付ける器具側にも寿命があることをご存じでしょうか?
直管蛍光ランプから直管LEDランプに交換される際は、安全面、寿命面、光学面で問題ないか、まずは電気工事店等の専門業者にご相談の上行ってください。
また、最近では器具とランプが一体となったタイプのLED照明器具もありますので、合わせて検討されてみてはいかがでしょうか。

満足度の向上に向けて

「気をつけなければならない点が多すぎる」という声も聞こえてきそうですね。
でも、考えてみてください。テレビや炊飯器など、身近な製品を新しく購入する際には、そのスペックを調べて納得した上で、購入されますよね。

ここ数年で出てきたばかりの新しい家電「LED照明」。
その仕組みや性能を納得の上、ご購入いただければ、それだけ満足度も高くなります。
ぜひ、選ぶ際の注意点を念頭に入れて、快適節電生活を実現してみてください!