再生可能エネルギー取材レポート

再生可能エネルギー取材レポート

2013年度

201301017

北九州次世代エネルギーパーク視察ツアー
エコテクノ2013 環境ビジネス視察ツアー

北九州市小倉の西日本総合展示場で開催された『エコテクノ2013』では、開催期間[10月16(水)~18(金)]中に各種の「環境ビジネス視察ツアー」が実施されました。この中から、再生可能エネルギーに関連する2つのツアーに参加してきました。

そのひとつは「北九州次世代エネルギーパーク視察ツアー」。 北九州若松区の響灘地区を中心に多種多様なエネルギー施設が集まる北九州次世代エネルギーパークは、平成19年に経済産業省から全国で第一号認定を受けたエネルギーパークです。

大型観光バスでのツアー

大型観光バスでのツアーです。若松区響灘地区をバスでぐるりとまわりながら見学。3時間ぐらいの予定です。

■市民太陽光発電所

まずは市制50周年事業として建設された「市民太陽光発電所」から。
サッカー場4個分の広さに6650枚のパネルを設置し、年平均135万kWを発電するメガソーラーです。

市民太陽光発電所

 

市民太陽光発電所

市制50周年事業として建設された「市民太陽光発電所」

北九州市在住の黒田征太郎さんと地元企業のTOTOが協力して作ったタイル絵です。
建設のため発行した5億円の市債は2日間で完売。 そのほか現在6500人以上の市民の皆さんからの寄付が売電収入は毎年市民に還元され、来年度はJR駅前の緑化計画に使用されるそうです。

北九州市在住の黒田征太郎さんと地元企業のTOTOが協力して作ったタイル絵

小学校たちが描いた太陽がいっぱい!

寄付者御芳名

寄付者御芳名

パネルの傾斜は10度に設定

廃棄物処理場跡地のためこの土壌は軟弱。そのため架台の重さと、海の塩害や強風との折り合いをつけて、パネルの傾斜は10度に設定されました。

■市民太陽光発電所

次は(株)エヌエスウインドパワーひびき「響灘風力発電所」へ。
海をのぞむ響灘北緑地にそって、定格出力1,500kWのドイツ製の発電機が10其立っていました。

響灘風力発電所

(株)エヌエスウインドパワーひびき「響灘風力発電所」

港湾地区の風力発電としては日本初で日本最大級

港湾地区の風力発電としては日本初で日本最大級。十分な風速、港への近さのほかに、売電のための連系送電線が近いのも利点だそうです。

売電のための連系送電線

売電のための連系送電線

■電源開発株式会社

昭和38年に石炭火力発電所があったこの地で、現在は石炭を使用した高効率発電技術の開発施設のほか、最新鋭技術で育てる大規模トマト菜園も。
その中にある「響灘太陽光発電所」は、設備出力1,000kW。
太陽光電池には多結晶シリコンを採用し、5,600枚のパネルが並びます。

最後は電源開発(株)へ。

最後は電源開発(株)へ。

響灘太陽光発電所

響灘太陽光発電所

集光追尾型太陽光発電

敷地内で圧倒的な存在感で並んでいたのは、集光追尾型太陽光発電。
太陽の動きを常に追いながら、太陽光を濃縮して発電します。

集光追尾型太陽光発電 レンズ

近寄ってみるとひとつひとつのレンズはかなり分厚く、中はシンプルな作りに見えました。

風力発電と集光追尾型太陽光発電

エネルギーが生まれる景色がさまがわりしてきたことを実感する眺めがありました。

日本で初めて製鉄所がつくられ、日本の四大工業地帯のひとつとして高度成長を支えてきた北九州。
若松地区は当時は火力発電所のあった地。そこがいま再生可能エネルギーの発電所の地として日本のエネルギー事業をリードしている姿が現代を象徴しているように感じました。
今回は見ることができませんでしたが、響灘地区にはほかにバイオマス施設、小水力発電のほか、広大なビオトープもあります。
次世代エネルギーパークの見学ツアーなど、一般向けや子ども向けなど各種開催されているようなので、九州旅行のおりのひとつのプランとして加えるのもよさそうです。

エコテクノ2013
北九州エコタウン視察ツアー[20131018]

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