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導入事例

フィールドテスト事業では様々な需要家が様々な場所に太陽光発電システムを設置しています。
ここでは代表的な設置事例として、次の5つの例を示します

1:屋上架台設置

屋上架台設置とは、屋上が水平の屋根面に設置するタイプです。発電効率を考慮して架台によって傾斜を付ける場合も多く、架台の設置のためにコンクリートの基礎工事が必要な場合があります。その際、屋上の防水処理にも注意が必要です。
下の写真は長野県の高等学校に設置された、50kWの屋上架台設置の太陽光発電システムです。

  • 設置状況
  • 長野県の高等学校に設置された、50kWの屋上架台設置の太陽光発電システム
  • 出典)共同研究業務成果報告書(NEDO)
太陽電池モジュールは、新築の校舎陸屋根上に傾斜角20度で架台上に設置されています。平成20年5月に運転を開始し、照明および空調機器用として導入されています。校舎屋上は周囲に陽射しの障害となるものがなく、屋上全面を広く活用でき、効率よく設置できています。またモジュールの枠に切り込みを入れることにより、表面の汚れを雨水とともに排出する、汚れ防止対策もとられています。

2:勾配屋根設置

勾配屋根設置とは、傾斜のある勾配屋根に沿って太陽電池を設置するものです。屋上設置と異なり大型の架台が不要であるため、コストや屋根荷重の面から優位な場合がありますが、取り付け方位が屋根面と同一となるために、屋根面の方位が重要となります。
下の写真は青森県の文化施設に設置された、20kWの勾配屋根設置の太陽光発電システムです。

  • 建物全景
  • 青森県の文化施設に設置された、20kWの勾配屋根設置の太陽光発電システム
  • 出典)共同研究業務成果報告書(NEDO)
太陽電池モジュールは、屋根の傾斜をそのまま利用して、傾斜角16.7度で設置されています。平成21年1月に運転を開始し、施設内動力電源用として導入されています。施工の際に、既築の傾斜屋根に貫通孔を空けずにすむよう、架台の固定金具を挟み込む特製のステンレス製金具が使用されています。また運転状況の表示装置を見やすい場所に設置し、施設利用者への環境意識改革、普及啓発も行っています。

3:壁面設置

壁面設置型は建物の壁面に太陽電池を設置するために、屋上や屋根設置よりも太陽電池を目立たせることができ、意匠性にも富んだ例が多くなります。
下の写真は茨城県のショッピングセンターに設置された128kWの壁面設置の太陽光発電システムです。

  • 建物全景
  • 長野県の高等学校に設置された、50kWの屋上架台設置の太陽光発電システム
  • 出典)共同研究業務成果報告書(NEDO)
太陽電池モジュールは、新築ショッピングセンタービルの外壁面に垂直に設置されています。平成21年5月に運転を開始し、発電した電力は空調および冷蔵庫用として利用されています。設置に当たっては、システム全体の効率向上とコスト低減のために、可能な限り標準化した機器や部材が使用されています。またモジュールを取り付ける壁面の架台は、鋼材の使用量を極力抑えるなどの工夫がされてます。

4:建材一体型設置

建材一体型とは、屋根材や壁材などを太陽電池が兼ねる設置形態です。
下の写真は熊本県の中学校に設置された、50kWの建材一体型(屋根材一体型)太陽光発電システムです。新築3階建校舎の傾斜屋根上に20度の傾斜で設置されています。屋根材一体型のため基礎や架台が不要で重量低減につながり、屋根工事と太陽電池設置工事が配線工事を含めて同時に施工できるというメリットがありました。また太陽電池モジュールが屋根材兼用となるため、自然な外観に仕上がっています。本システムは、平成21年12月に運転を開始し、照明および空調等電力用として利用されています。運転状況表示装置を生徒昇降口横の多目的ホールに設置し、発電量を常時表示することで、生徒の環境問題に対する関心を高めています。

建物全景と拡大写真(中央の黒い部分が太陽光発電モジュール部分)
  • 熊本県の中学校に設置された、50kWの建材一体型(屋根材一体型)太陽光発電システム
  • 熊本県の中学校に設置された、50kWの建材一体型(屋根材一体型)太陽光発電システム
  • 出典)共同研究業務成果報告書(NEDO)

5:地上設置

地上設置とは、未利用地などに架台を設置して太陽電池を設置する方法です。地上に設置するために、施工性が高くなります。ただし、建物の影などを考慮する必要があること、架台が必要であるためコンクリートの基礎を設置する場合があることなどから、地盤の状況も考慮する必要があります。

  • 設置状況
  • 群馬県の物流センターに設置された、11kWの地上設置の太陽光発電システム
  • 出典)共同研究業務成果報告書(NEDO)
左の写真は、群馬県の物流センターに設置された、11kWの地上設置の太陽光発電システムです。敷地内約70m2の地上に10度角で設置されています。平成20年2月から稼働し、主に空調用として利用されています。自立運転機能付きインバータを設置し、災害時や長期停電時の太陽光発電の活用が想定されています。