地熱発電について

日本の地熱発電所

東北電力(株)のパンフレットをもとに作成しております。

柳津西山地熱発電所

柳津西山(やないづにしやま)地熱発電所は、単一ユニットで日本最大の出力65,000kWの地熱発電所で、平成7年5月に運転を開始しました。東北で7番目。全国では15番目に完成しました。

柳津西山地熱発電所

名称 柳津西山(やないづにしやま)地熱発電所
所在地 福島県河沼郡柳津町大字黒沢
認可出力 65,000kW
蒸気部門 奥会津地熱株式会社
発電部門 東北電力株式会社
運転開始 平成7年5月25日
発電方式 シングルフラッシュ
地熱発電とは
地熱発電は火山地帯の地下数キロメートルのところにあるマグマ溜りの熱で作られた蒸気を、ボーリングによって地上に取り出し、その蒸気の圧力でタービンを回し発電するものです。火力発電では石炭・石油・LNGなどの燃焼による熱で蒸気を発生させるのに対し、地熱発電では地下がボイラーの役割を果たしているといえます。
自然環境を守るエネルギーづくり
大気(硫化水素除去装置)
硫化水素除去装置によって蒸気中に含まれる硫化水素の低減を図っています。
水質
熱水、冷却排水は、還元井によりすべて地下深部へ還元しています。
騒音・振動
機械類をできるだけ屋内に設置するとともに、低騒音型の機械を採用し、その配置に考慮する等、騒音対策を図っています。振動の発生する機械類については、建物ならびに機械類の基礎を強固にする等の対策で、万全を期しています。
自然景観
発電所の設置にあたっては樹木の伐採範囲を最小限にとどめ、構内に適切な緑化を行い、建物の色彩について留意する等、自然環境との調和を図っています。

発電所の位置

発電所の位置

開発の経緯

昭和61年 東北電力(株)と奥会津地熱(株)が共同調査開始。
平成3年 東北電力(株)と奥会津地熱(株)が共同開発基本合意。
平成4年 電源開発調整審議会承認。
平成5年8月 建設工事着工。
平成7年5月 営業運転開始。

基地の配置

基地の配置
敷地面積:247,725平方メートル、主蒸気輸送管延長:2,137m

設備の概要

柳津西山地熱発電所では、蒸気井から噴出した蒸気と熱水を気水分離器で分離し、蒸気は発電所へ、熱水は還元井に導きます。

生産井

生産井
地下約1,500から2,600mから、ねつすいを取り出す生産井。

還元井

還元井
熱水、冷却排水等は、還元井によりすべて地下深部へ還元します。

蒸気・熱水輸送管

蒸気・熱水輸送管
セパレータで分離後の蒸気は、蒸気輸送管を通って発電所へ、熱水は熱水輸送管を通って還元井へ送ります。

発電所へ導かれた蒸気はタービン・発電機を駆動して発電します(シングルフラッシュ方式)。

シングルフラッシュ方式
シングルフラッシュ方式

使用後の蒸気は「復水器」で凝縮し温水にします。温水は冷却塔へ送られて冷やされ、再び復水器の冷却水として循環使用されます。

タービン発電機
タービン発電機

発電所本館
発電所本館

トピック

硫化水素除去装置
硫化水素除去装置
硫化水素除去装置
蒸気中に含まれる硫化水素ガス濃度が高く、かつ風が弱く拡散しないため、硫化水素除去装置を設置して異臭防止に努めています。

PR施設の紹介

柳津西山地熱発電所PR館内
柳津西山地熱発電所PR館内
ねつのミュージアム
発電所本館に隣接してPR館があります。さわると熱い「ねつ」、人間の心の中にある情熱とか熱意のようにみえない「ねつ」。そんな不思議なエネルギーをテーマにしたPR館です。

柳津西山地熱発電所PRホール

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