石炭政策について

石炭とは

石炭の成因

一般に、石炭は植物が堆積(たいせき)して地中に埋没し、長期間にわたる自然の作用(地圧や地熱)によって、炭素分の豊富な可燃性の岩石状の物質となったものとされています。

石炭分類

石炭の分類は、石炭化度、用途による分類などがあります。

  1. 石炭化度による分類:石炭の根源植物が石炭に変質する過程を一般に石炭化作用と呼び、この進行度合を石炭化度と言います。石炭は、石炭化度により無煙炭、瀝青炭、亜瀝青炭、褐炭、亜炭、泥炭に分類されますが、日本では一般に無煙炭から褐炭までを石炭と呼んでいます。
  2. 用途による分類:大きく分けて原料炭及び、一般炭に分類されますが、原料炭は一般的に粘結性のある石炭で、主に製鉄(コークス)の原料として、一般炭は主に発電用燃料として用いられています。

石炭の埋蔵量

石炭埋蔵量の評価方法は、世界で統一されたものはありませんが、世界エネルギー会議の調査結果(2007年)等では、世界には約8,475億トンの可採埋蔵量(技術的・経済的に採掘が可能とされている埋蔵量)があるとされており、この埋蔵量に基づいて、世界の石炭の生産量から可採年数を算出すると、133年になります。また、石炭は、地域偏在性が小さく、世界に広く分布しています。

図:地域別埋蔵量分布

地域別埋蔵量分布

(出典)BP統計 2008