高レベル放射性廃棄物

なぜ地層処分なのか

自然災害や人間の行為による影響を受けにくい処分方法として、「地層処分」が選択されました。

地層処分の選択

高レベル放射性廃棄物を長期間隔離する方法については、様々な方法が国際機関や世界各国において検討されてきましたが、

  • 長期保管は、長期にわたり人による管理を要し、自然事象やテロ行為に対し脆弱であり、将来世代まで負担を負わせることになる
  • 管理を要さない、海洋処分、氷床処分、宇宙処分は国際条約等による制約がある

ことから、数万年以上にわたって人間の生活環境から遠ざけることができ、かつ実現が可能な方法を考えると、地層処分が最適な方法であることが世界共通の認識となっています。
なお、地層処分は、長期にわたり物質を安定した状態に保つ機能があり、地下の深いところでは地上に比べて津波、台風などの自然災害による影響や、戦争やテロなどの人間の行為による影響を受けにくいという長所があります。

検討された方法

マル地層処分 バツ宇宙処分 バツ海洋底処分 バツ氷床処分 バツ長期保管
地上の影響を受けにくい。 ロケットの発射技術の信頼性の問題がある。 廃棄物などの
海洋投棄を規制しているロンドン条約により禁止。
南極条約により禁止。
氷床(注)の特性などが十分に解明されていない。
将来の世代にまで管理の負担を負わせる。

(注) 氷床・・・大陸の全体をおおって発達する氷河。現在は南極大陸とグリーンランドにだけみられ、厚さは1,000m以上あります。

地層処分を採用している諸外国

  • スウェーデン
  • スイス
  • ドイツ
  • フランス
  • フィンランド
  • カナダ
  • 英国
  • 米国

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