公募

平成29年度「銅原料中の不純物低減技術開発事業」に係る企画競争(委託先の公募)について

平成29年3月23日
経済産業省
資源エネルギー庁
資源・燃料部 鉱物資源課

平成29年度「銅原料中の不純物低減技術開発事業」に係る企画競争(委託者の公募)をいたします。(応募方法等の詳細は、配布資料の公募要領等を参照。)

※ 本事業は、平成29年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前においては、採択予定者の決定となり、予算の成立をもって採択者とすることとします。

事業の目的

我が国は海外から銅精鉱を輸入し、国内で製錬して銅地金を生産していますが、近年、銅精鉱中の有害物質であるヒ素等の不純物が増加していることが銅製錬事業の問題となっています。そのため、銅鉱石中のヒ素等の不純物を現地の環境規則を遵守しつつ海外鉱山で分離・処分することが可能となるような鉱石処理プロセスに関する要素技術を開発します。

事業内容

一般的に銅鉱石から銅精鉱を生産する際には、粉砕工程、磨鉱工程、浮選工程の各工程を経て生産されます。現在の鉱山操業では、銅精鉱中の銅品位と鉱石から精鉱への銅回収率が優先されているため、銅鉱石から銅精鉱を生産する各工程において、ヒ素等の不純物を分離することを目的とした技術は十分に確立されていません。

このため、銅鉱石中のヒ素等の不純物を現地の環境規則を遵守しつつ海外鉱山で分離・処分することが可能となるような鉱石処理プロセスを開発するため、具体的には以下の技術開発を実施します。

  • (1) 鉱物の存在形態の解析技術の開発
    銅原料中の不純物を低減させるためには、対象鉱物(銅やヒ素など)の存在形態を正確に把握する技術が不可欠であるため、画像やスペクトル解析等の技術を用いることで、現状よりも高精度・詳細に存在形態の解析が行える装置などを開発します。これにより、最適な分離工程の選択を可能とします。
  • (2) 鉱物の単体分離を促進する要素技術の開発
    鉱石中のヒ素等の不純物を除去するためには単体分離をすることが不可欠となりますが、ヒ素等の不純物は鉱石中に微細に含まれていることが多く、従来の粉砕方法では単体分離が難しいため、効率的に単体分離を可能とするような新たな粉砕・磨鉱手法などを開発します。
  • (3) 新たな選別技術の開発
    通常の浮選工程では粉砕・磨鉱された鉱石から銅鉱物を精鉱として濃縮しますが、銅鉱物とヒ素鉱物は性質が類似しており、従来の選別技術では選択的にヒ素を除去することが難しいため、浮選工程で不純物を分離できる浮選条件や新たな選別剤を開発します。
  • (4) 上記各工程を補完する要素技術
    浮選以外の物理選別技術、不純物が混入した精鉱からの不純物除去技術、分離した不純物の処理技術等、(1)~(3)の各工程を補完するような要素技術について検討します。
  • (5) (1)から(4)の要素技術を取りまとめ、銅原料中の不純物低減プロセスの評価を行います。また、各要素技術の連携を図るため研究者間の情報共有や、各要素技術について第三者による評価を行うため、学識経験者・関連業界等の外部有識者による委員会を開催し、その成果を各要素技術へフィードバックするなど、事業全体のマネジメントを行います。

なお、本事業を受託する研究者等は、研究活動の内容や成果を社会・国民に対して分かりやすく説明する活動(以下、「国民との科学・技術対話」という。)に積極的に取り組むこと(詳細は、「国民との科学・技術対話」の推進について(基本的取組方針)(平成22年6月19日)を参照のこと)。

募集期間

  • 募集開始日:平成29年3月23日(木)
  • 募集締切日:平成29年4月25日(火)15時必着

説明会の開催

開催日時:
平成29年4月5日(水)14時~15時
参加方法:
説明会への参加を希望する方は、公募要領の「11.問い合わせ先」へ4月4日(火)17時までにご連絡ください。

お問合せ先

〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 鉱物資源課
担当:小泉、渡辺
FAX:03-3501-8440
E-mail:watanabe-masashi2@meti.go.jp

  • お問い合わせは電子メール又はFAXでお願いします。電話でのお問い合わせは受付できません。
  • なお、お問い合わせの際は、件名(題名)を必ず「平成29年度銅原料中の不純物低減技術開発事業」としてください。他の件名(題名)ではお問い合わせに回答できない場合があります。